50代企業内診断士のつぶやき

50代の企業内診断士が、中小企業診断士試験や合格後の副業、iPadなどを使ったペーパーレスに挑戦する様子、エクセルの活用、会社員あるある、等をつづります

副業!企業内中小企業診断士の、ものづくり補助金申請の採択への道のり

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<この記事は1684字です>

 

ものづくり補助金採択!!

6月末にものづくり補助金の採択企業の発表がありました。

以前の記事でも書きましたが、私は中小企業診断士ネットワークの関係でものづくり補助金の申請書類作成の副業をしています。今回は、2件(2社)お手伝いをさせていただきました。ですので、固唾をのんでこの発表を待っていました。

結果は、2社とも採択されました。

だいたい採択率は40~50%と言われています。また、採択基準が不明確なので良い資料を作っても落ちることはあり、運の要素も強いようです。

そんな中での2連勝は大変喜ばしいことです。これで、補助金申請は4戦4勝です。数十万円という結構なお小遣いが手に入ります。だれかに自慢したくなってしまいます。

しかし、ここは副業ということを忘れてはいけません、静かに自分だけで味わうしかありません。

 

まだまだ私ごときが語れることではないのですが、診断士の資格を取って補助金申請の手伝いができるかどうか迷っている方に向けて、この副業のやり方についてつづりたいと思います。

できるかどうか?

私もそうでしたが、トライすることはできるが失敗したらどうしよう?、話を持ってきてくれた方に迷惑がかかるかも?、などと考えて二の足を踏んでしまいがちです。

結論ですが、何とかなります!

診断士試験をクリアし、実務補修をクリアした方であればできます。試験に苦労した劣等生の私が言うのだから説得力はあるでしょう。

申請書類は、2次試験、実務補修で作った診断報告書そのものです。少し書類の組み立てが違うだけです。

試験や診断報告は、SWOT分析から入っていきますが、ものづくり補助金申請では技術的な課題から入っていきます。後半で、SWOTなどを活用するようなイメージです。

依頼いただく際には、過去の採択、不採択、資料を見せていただけると思いますので、それを参考に作成するので何とかななります。私は何とかなりました。

書類作成で心掛けたこと

ひよっこの私が言うのもなんですが、私が心がけていることは、”とにかくわかりやすく”です。ネット上でも補助金申請書のコツなどのサイトがありますので参考にさせてもらいましたが、どれも私にとって難しく、うまく取り入れられませんでした。

そこで、私が考えたのがわかりやすさです。

私の予想では、書類審査する方は相当な数の申請書を読んでいると想像します。そうなると、ややこしいことを書いても理解できないのではないか?と思います。仮に、1人で200~300件の申請書を読むとしたら、何回も読み返さないとわからないような内容はスルーされることもあるのではないか?と思います(これはあくまで私の予想)。

その証拠に、今回から申請書の20枚までというページ数の制限が出来ました。だいたい私が見せていただいた過去の事例は、30ページぐらいが多かったのですが、審査員の負荷が大きかったのでしょう。

そこで、私はあまりややこしいことはあえて省き、わかりやすい課題、工夫ポイントをわかりやすい図で説明することに注力しました。もしかすると稚拙な申請書と思われるかもしれませんが、今のところ良い結果が出ています。まあ、高度な資料を作れと言われても無理ですが・・。

勉強になる

また、私は必ず支援企業に伺いお話を聞くようにしています。中にはヒアリングシートをいただきそれだけで作成する方もいるようですが。

面談相手は経営者となります、そこでの話はとても楽しく勉強になります。その楽しかった内容を申請書に反映させるのです。自分がなるほどと思ったり関心させられたといったことです。

このプロセスはサラリーマンではなかなか体験する機会がなく新鮮で勉強になります。

まとめ

つらつらと書きましたが、企業内診断士で補助金申請になかなか踏み込めないでいる方、今勉強中でいずれは独立したいと考えている方など、一度体験してみる価値はありますよ。やってみて合わなければやめればいいだけのことですので。何事もトライです!ちなみに当然ですが診断士でなくともこのバイトは可能です。