50代企業内診断士のつぶやき

50代の企業内診断士が、中小企業診断士試験や合格後の副業、iPadなどを使ったペーパーレスに挑戦する様子、エクセルの活用、会社員あるある、等をつづります

”メガネ禁止”批判にあえて反論します

f:id:okatasan-smec:20191113211949p:plain

<この記事は1661字です>

 

 

メガネを禁止している企業が、かなりの勢いで批判されていますね。正直、私はメガネを禁止している企業がこんなにあるとは知りませんでした。そんな規制があるのか、と驚きもました。

私自身もメガネをかけています。若いころは、コンタクトレンズなど使っていましたが、目に異物を入れるとよくない、と聞きましたのでそれ以降20年近くメガネ生活をしています。

そんな私が今回のメガネ禁止騒動について語りたくなりました。

結論、メガネ禁止はそんなに悪でしょうか?

メガネを禁止している業界や企業は、国内航空会社、美容、料亭、大手企業受付、とのこと。男性は良いが、女性のみメガネを禁止しているとの事です。これは差別といわれても仕方ないですね。

安全上の理由、メイクが見えにくい、和服に似合わない、冷たい印象、など、要するに外見が理由のようです。(安全については今回無視します)

しかし、外見が理由という事であれば、ほかでも事例はあります。会社の採用を容姿で選定したことで訴訟になった、というニュースを記憶しています。

体質や何かの事情があるにもかかわらずメガネを外し、コンタクトレンズなどを強要されるのは論外ですが、会社の顔に立つ方や、接客をする立場の方のある程度の容姿に関するルールはあってもいいのではと思います。

 

組織を変えようとする時、絶対にしてはいけない事 - 50代企業内診断士のつぶやき

 

メガネのキャバ嬢を見たことがない

日本の近視率は47%

日刊ゲンダイヘルスケアのHPによると、日本の近視の割合は、47%との事です。自動車の免許書のメガネ等の規制がある割合とベースに計算したとありました。エビデンスとしては微妙ですが、私の周りを見てもそんなもんかと思います。ここには異論はないでしょう。

キャバクラにて

例えは悪いかもしれませんが、高額なお酒をふるまうお店(クラブやキャバクラなど)で私はメガネの女性を見たことがありません。(そんなに言ったことがないですが)キャバクラで働くお姉さんたちは、お客さんから指名をもらう為にたゆまぬ努力をしていると聞きます。

接客術、SNSやTEL等によるマーケティング活動、衣服、化粧など日々精進をして、ライバルに勝つために戦っているのです。

さらにそれは、お客さんのニーズに対応するように絶えず変化もしていくのでしょう。そうしないと淘汰されてしまうからです。

そんなお姉さんたち(キャバ嬢)をGoogleの画像検索しますが、メガネをかけている画像はほとんどヒットしません。

アイドルでも

アイドルや芸能界で活躍する方の多くもメガネは少ないと思います。ジャニーズやエグザイル、AKBなどにも、半数近くは近視の方がいるはずですが・・・・

つまり

これらの方たちは人気商売です。競争を勝ち抜くために自分を磨きたゆまぬ努力をしていると言っていいでしょう。そんな中でメガネを掛けない選択をしています。メガネをかけない方が好感度を得られ人気がでる可能性が高まると判断しているからです。

 

裏を返せば、私たちがそれを望んでいるのではないでしょうか?

 

大手企業に行けば、受付には間違いなく”美人”の受付の女性がいます。メガネかどうかの記憶はありませんが、容姿でいいますと美人です。

ジャニーズもメガネ率はとても低いです。

経済学で、ビューティープレミアムという言葉があり、美しいだけで生涯賃金が高まるという統計結果もあるようです。

 

個人では、人は見た目ではないと言いつつも、大衆で統計をとれば、実は皆美男美女(good looking)を好んでいるのです。

 

これらを事実と受け止めるとすれば、好感度を少しでも高める為、メガネをかけないようにするルールを設定する企業の姿勢を理解できます。男性については、そもそも美しさと無縁という事で禁止ではないのではないかと思います。ここは男性が怒るべきかも。

 

健康問題を無視し、例外なく禁止することは論外ですが、このような企業姿勢を鬼の首を取ったかの様にバッシングするのは少し違うのではないでしょうか?

もう少し冷静に議論しようではないではありませんか