50代企業内診断士のつぶやき

50代の企業内診断士が、中小企業診断士試験や合格後の副業、iPadなどを使ったペーパーレスに挑戦する様子、エクセルの活用、会社員あるある、等をつづります

副業企業内中小企業診断士が、e-Taxで確定申告にトライします。その1

f:id:okatasan-smec:20210101165722p:plain

 

副業をしている企業内診断士である私が、e-TAXにて確定申告してみます。

【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

昨年までは、出力して税務署に紙で提出していました。しかし、ものづくり補助金補助金も2020年度から電子申請に切り替わり、青色申告についても電子申請をすればMAX65万円の基礎控除がつくという制度もスタートしました。

これからは、電子申請が当たり前の時代となることも踏まえ私も挑戦しようと思います。

今回の説明は、下記の場合(私の場合)のみについて解説します。私の環境と違う方は、ほかのサイトを確認ください。

  1. マイナンバーカードを使いPCで確定申告したい
  2. PCは、Windows10 Home

また、申請方法なら24時間対応とうたっていますが、実際は基本平日のみです。ですので、休みの日にじっくり取り組むといったことはできないです。なんだそれ!!と突っ込みたくなります。(月の最終土曜日は稼働しているようです)

f:id:okatasan-smec:20210101164756p:plain

電子申請に必要なもの

電子申請を実施するにあたり、準備が必要となります。この辺りは、ネットなどの情報を頼りに整えました。最近の省庁はYOUTUBEを活用しており、とても分かりやすくなったと思います。

マイナンバーカード

マイナンバーカードは、ネットで申請をして、発効までおおむね1か月程度掛かります。発行が完了したら、市役所からハガキで連絡があり、本人が引取りに行きます。私の場合は、事前に市役所に予約しなければなりませんでした。土日休みのサラリーマンであれば、平日に役所に取りに行く段取りをつけなくてはいけません。ここは、一回だけですので何とか都合をつけましょう。

マイナンバーカード総合サイト

カードリーダー

私は、カードリーダーを調達しました。e-Taxサイトによるとスマホにて申請ができるとありますが、入力項目が多いことや画面で確認することが多いことを考えますと、PCで申請したほうが安心かと私は思いました。

スマホで、マイナンバーを読み取ることができるということは、PC申請用カードリーダーとして使えるのではないか?とも考えましたが、どうやら難しそうです。

私が購入したのは、IOデータの ぴタッチUSB-NFC3(公的個人認証サービス対応)です。中華製でもっと安いものはありますが、ここは安心を選びました。

I-O DATA NFCリーダライタ ぴタッチ マイナンバーカード Windows mac対応 非接触型 USB-NFC3

確定申告がスタートするとカードリーダーが品切れになるかもしれませんので、早めに手配したほうが良いかもしれません。

また、カードリーダについては、PCにセッティングするだけではなく、電子証明書を取得しなければなりません。後述します。

申請について

ここからが本番です、私はてこずりました。e-Taxの公式サイトはわかりやすいのですが、国のサイトである為レアケースについても詳細に記載しています。このせいで一般的な装備で申請する方は、必要ない情報が多すぎて混乱してします。

ブラウザー

私は、ブラウザーはChromeを使っています。しかし、e-Taxはマイクロソフトしか対応していません。マックは対象外なのです。また、IE(インターネットエクスプローラー)とEdge(マイクロソフトエッジ)に対応しているようですが、Edgeの最新版には対応していません。わたしのPCのEdgeはバージョン87で最新です(2021年01月現在)、なので対応していないのです。

この場合は、IE11を使うしかありません。Win10であれば、左下のWindowsメニューからアクセサリーにIE11はありますので、そこから起動します。

f:id:okatasan-smec:20210101161024p:plain

申請の手順

では、申請の手順です。

第一に、e-Taxの個人の場合を閲覧します。

個人でご利用の方 | 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

f:id:okatasan-smec:20210101161957p:plain

下図に移りますので、再度クリック。(まだ、令和2年のメニューになっていませんので、画面が変わるかもしれません。)

f:id:okatasan-smec:20210101162438p:plain

 

引き続き、e-Taxで提出マイナンバーカード方式 をクリック

f:id:okatasan-smec:20210101162551p:plain

ここで、指定のブラウザーでない場合(IE11、Edge44、以外)は下記エラーで先に進めません。ChromeからIE11に切り替えます。

<追記>2021年03月段階で、クロムとエッジには、対応しています。

f:id:okatasan-smec:20210101162937p:plain

 

適切なブラウザーで開くと下図のようになります。事前準備セットアップファイルのダウンロードボタンが出てきます。

 

これは、ブラウザーのポップアップの認可設定などe-Taxが適切に動く環境を設定します。また同時に、ICカートリーダーの電子証明証を取る為のアプリもダウンロードできます。至れり尽くせり、ですね。

f:id:okatasan-smec:20210101163541p:plain

セットアップするアプリは下図の通りです。

f:id:okatasan-smec:20210101170424p:plain

セットアップは、すべてデフォルトを選択すればOKです。

設定がすべて完了すると、下記のような表示になります。これで準備はOKです。

f:id:okatasan-smec:20210101164352p:plain

まとめ

今回は、ここまでです。まだ、令和2年度のサイトが立ち上がっていないので仕方ないですね。

振り返ると、ここまでの設定は簡単ですが、前述しましたが自分にとって余分な情報が多すぎてここまで来るのに時間がかかってしまいました。

私と同じ立場の方に参考になればと思います。

確定申告を実際にする様子は、その2で紹介したいと思います。