今回は、ZOOM会議でのiPadProの活用方法をご紹介します。
他のメンバーの声を拾う問題
新型コロナウイルスの影響でZOOMをかなりの頻度で活用していますが、自分の席で会議に参加すると、事務所内に同じ会議のメンバーがいると他の人の声を拾ってしまい、ハウリングなどの問題が出てしまいます。
そういった問題をiPadを使い解決できます。
iPadをカメラとマイクとして使う
iPadは一般的なPCより優秀なカメラとマイクがついてます。それを利用して、会議でのカメラとマイクとして使用します。
このような感じです。
私は、6人が座れるテーブルでいつも使っています。テーブルの隅にiPadを置けば、着席しているメンバーの声をiPadは十分に拾ってくれます。
また、画像でもあるようにスマホ用コンバージョンレンズで広角にすれば、着席しているメンバー全員をクリアに移すことができます。これがないと、iPadに近い位置に座っている2名ははみ出してしまいます。コンバージョンレンズがあることでマイクに皆が近付けるということもありますね。
自分のPCを使いたいメンバーは、マイクとビデオOFFでPCをテーブルに着席してもらいます。
さらに、ZOOMはPCに負荷がかかり、時にはフリーズしてしまうことがありますが、負荷をiPadに分散できるのでフリーズリスクは格段に下がります。
iPadは電池の持ちがよいので、1時間程度の会議なら電源供給なして余裕です。
使用機材
この使用法を実現するための機材はコンバージョンレンズだけです!
テレビやディスプレイとの接続
この使用法の発展として、テレビとの接続をして使うこともあります。資料を共有しての会議や、より多くのメンバーでのミーティングなどでです。
テレビと接続すると単純に画面が大きくなり見やすくなり、音量も大きくできます。(スピーカーがない場合はiPadをスピーカーにすれば十分)
テレビを台に乗せてiPadと画面が被らないようにするとより良いです。
接続するには、HDMIケーブルとUSB-C変換アダプターが必要となります。
まとめ
何度もZOOMを使っていくうちに、この方法にたどり着きました。時間に余裕がありディスプレイがあればそれを使った方がやりやすいですね。
集音マイクを使って実施している部署もありますが、iPadのマイクの性能は良いので数人の会議であれば全く問題ありません。
iPadを持っているのであればトライしてみてください。