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みなさんの会社内には、一人ぐらいエクセルに精通している人がいるのではないでしょうか?その人は、いろんなメンバーの資料作りのアドバイスをしたり、時には代わりに資料を作ったりします。
エクセルで困ったらこの人に聞け、とというわけです。
しかしそれは、あくまでその組織内の話なので、一般的に通用するレベルなのかはわかりません。その程度の人なら世間にいくらでもいるというレベルなのかもしれません。
たとえば、VBAを使って作業効率化をしている、と言ってもそのレベルはいろいろです。自動記録に少し手を加えたプログラムと、ネットワークを使ってデータベースにアクセスしてデータを分析するといったプログラムでは、月とすっぽんです。
そんな会社内エクセルマスターがどうすれば自身のレベルを確認することが出来るのでしょうか?社内にはそんな判定をできる人はいませんからね。
そんなことを考えた結果、「ココナラ」というサイトで修行してみました。
そんなことをつづりたいと思います。
ココナラとは
ココナラとは、自分が持っているさまざまスキルを売り買いする、といったサイトです。占いやイラスト作成、Web支援、などさまざまなスキルを販売していますもちろんエクセルの支援も一つのカテゴリーとしてあります。
また、自分が困っていることをここでお願いすることもできます。
出品者にとっては簡単な小遣い稼ぎができ、購入者にとっては簡単な外注感覚で依頼できるという、とても利便性があるサイトですね。
このサイトへの参加は簡単ですので、興味がある方は下記からサイトへ飛んでください。今回は登録の方法などの説明は省きます。
修業の場としてのココナラ
私はこの場を自分の修行と位置付けました。自分のエクセルの技術が一般的に通用するものなのかどうか?を試すのです。
正直どんな依頼が来るのか側からないので、かなり不安がありました。自分に対応できないような依頼が来て、「すみませんできません」では赤っ恥です。
しかし、実際にはそんな技術的に不可能な依頼はありませんでした。図は私のページです。報酬は、1000円でやってました(笑)、まあ修行ですから。ココナラのシステムで、最初の3回は無料お試しで依頼をこなして4回目から自分で価格を設定して提示することが出来るようになります。
お試し期間は、無料ということもあり、2~3日程度で依頼が来ました。依頼の対応中は、受付を停止すればよいので依頼が重なってしまうことは防げます。4回目も1000円の価格を付けましたが、数日で依頼が来ました。正直1000円でも格安ですが。
結局私は、4件の案件をこなしました。
1:建築関連企業の職人さんのスケジュール管理用カレンダーの作成
2:学校関連企業の生徒の特性などを分析する
3:企業収益を月別にまとめる
4:資料の相談
幸いにもどの依頼者からも☆5をいただくことが出来ました。
具体的な流れ
依頼者は、ココナラHP上で私に依頼します。その際に、依頼内容も同時に記入いただいています。その内容を基にやり取りをさせていただき、具体的な要望を聞き出し、その要望を実現する資料をエクセルで作成します。やり取りは全て、Web上で行いますのでお互いの個人情報はクローズされています。
私の場合は、ヒアリングで2~3回、試作提示をしてチェックバックいただき完成。といった感じでした。多くて4回程度のやり取りですね。
依頼者は、私がお聞きする限りEXCEL初心者といった感じで、やりたいことはあるがどうしたらいいかわからない、という感じでした。
元のデータの作り方や、表の作成の基本などを修正して、そのデータを使い見やすく仕上げる、といったプロセスです。
これらは、会社での作業と同じですね。
ちなみに、資料作成の上で、VBAは使いませんでした。使った方が楽なケースもありましたが、後のことを考えてできるだけ簡単な関数をセレクトしました。これも、会社での作業と同じですね。
感想
この修行はかなり楽しかったですね。会社での資料作りとは全く違う内容で勉強になりましたし、自分のスキルで一般の方に役に立っていると実感できるたこともよかったですね。
この修行を継続していくことで、一般社会で通用し活躍できるレベルになれるとおもいますね。依頼があるたびに自分でいろいろ調べますし依頼者の業界についても知ることができます。
エクセルに業界の垣根はありませんので。
ただ、私はこの修行はすでにやめています。
やはり修行には時間が必要です、その時間の確保が難しいというのがその理由です。もう少し落ち着いてきたら再開してみようと思います。
エクセルのスキルアップを目指すには、良い方法だと思います。